将棋上達日記(雁木・相振)

将棋24で三段の筆者の対局日誌です。雁木・相振飛車で戦っています。

中盤

作戦勝ちから勝ちに持っていく

作戦勝ちから優勢・勝勢に持っていくのは将棋の難しいところのひとつです。本局ではそれがうまくいきました。 本譜の進行 図1は相振飛車の中盤戦です。(後手が私です。) 一手損高美濃戦法で相手の歩交換を避け駒組をした結果、図では作戦勝ちを意識しました…

万全の体勢から攻めて快勝

将棋は攻めることだけ考えていると、自玉がおろそかになっていつの間にかカウンターを食って失敗ということがよくあります。自分の調子がいい時は攻守両面を考え、相手との間合いをはかって一番いいタイミングで攻めている時です。本譜は相振飛車で互いに向…

危機を察知できず負け

図は矢倉脇システムの中盤戦です。 後手が銀交換をした後、▲59角に銀取りを受けた局面です。 <対局中の考えていたこと> ・後手玉を攻める手のみ考えていた ・当初予定は▲26歩から銀を取れると思っていたが、△37歩成〜△36銀で逃げられてしまいうまくいかな…

攻めつづけて勝ち

図は相振飛車の中盤戦です。先攻できたのでいかに手をつないでいけるかという局面です。 <図からの指し手> △6四香 ▲6六金 △同香 ▲同角 △8五歩 ▲8四香 △同銀 ▲同角 「自玉は鉄壁なので手が繋がればよし」という方針の元に香車と金の交換を強要した▲66金…