将棋24雁木・相振上達日記

将棋24で二段の筆者の対局日誌です。雁木・相振飛車で戦っています。(矢倉はお休み中)

紐がついている駒に狙いをつける

24高段者の対局から取材です図は先手の飛香と銀の交換の駒得で先手が優勢な局面です。ここからどうやって決めるのか。

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<図からの指し手>

▲4一飛成 △同銀 ▲同馬 △3二銀 ▲5二馬

飛車をすぱっと切って2枚替えをします。32銀で弾かれて52馬と後手を引くのではいまいちではと思ったのですがそうではありませんでした。

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<図からの指し手>

△8二馬 ▲6四歩 △7一馬 ▲6三歩成 △2四桂

▲3七銀打 △3五歩 ▲3四桂

後手からの△24桂からの反撃に37銀の受けは△35歩が厳しそうなので、25銀かな?でも33桂がいやかなと思って見ていたのですが、
先手は堂々と37銀打として35歩を許しました。

ここまできてようやく先手の狙いがわかりました。

35歩で空いた空間の34の地点に桂馬をうつのが厳しい手でした。

52馬と連動していて、金で桂馬を取ると42馬と銀を取られてしまいます。

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52馬は42の銀を狙っていたのでした。

このあと程無く先手の勝ちになりました。

 

■勉強になった点

・後手を引いても2枚替え+52馬でよしと判断した点

・目標(銀)の駒にひもをつけている駒(金)に狙いをつけて攻める

・後手の反撃に乗じてカウンターを放つ

1月の成績と勉強結果

あっという間に1月が終わってしまいました。

■2018年の成績

1月 5勝7敗 R1635→1614

1月は2つ負け越してしまいましたが、練習将棋を含めると復調気味です。

 

■1月の勉強

5手詰将棋 596問 596ポイント

棋譜並べ 41局 246ポイント

対局反省 11局 110ポイント

その他 150ポイント

合計 1230ポイント

前回の記事で勉強をポイント換算することにして1ヶ月経ちましたが、1月は無事目標の1100ポイントをクリアすることができました。

 

■2月の勉強計画

詰将棋(1P/問) 620問 平日 12問、休日48問 620P

棋譜並べ(6P/局) 休日 4局 190P

必死問題(2P/問) 休日 6問 100P

対局反省(10P/問) 10局 100P

その他 長い詰将棋、棋書読みなど 160P

ブログに記事を書く 3記事 30P

合計 1150P

必死問題があまりにも解けないので、詰将棋を少し減らして必死問題を増やすことにしました。

メニューを柔軟に変えられるのがポイント制のいいところです。

 2月も継続して勉強を続けたいと思います。

将棋の勉強をポイントに換算する

将棋の勉強法は様々で何をやったら強くなりますか?という質問をいろんなところで見かけます。

詰将棋棋譜並べ、定跡本を読む、次の一手などなど。

 

今回様々な勉強法を1つの指標で見える化することを思いついたのでやってみることにしました。勉強のポイント換算です。

 

■ポイント換算のルール

・5手詰の詰将棋1問を1ポイント

棋譜並べ1局を6ポイント

・対局後の反省をノートに書いたら10ポイント

・定跡本・次の一手等の本を読んだら2ページで1ポイント

目標は平日は15ポイント、休日は100ポイントに設定しました。

5手詰の詰将棋60問、棋譜並べ4局、問題集10問(20ページ)、対局の反省1回で

60+4×6+10+10=104ポイント

月間目標ポイント1100ポイントにして1月からとりくんでいます。

これまでのところ、

1/1 42P、1/2 12P、1/3 36P

1/4 92P、1/5 34P、1/6 114P

1/7 104P で合計434ポイントまで貯めることができました。

ポイント制のいいところはどの勉強をしてもポイントが貯まるので、勉強内容のバランスを変えることが可能なところです。

例えば詰将棋を60問⇒40問に減らして代わりに棋譜並べを4⇒8局に増やすといった融通がききます。

 

これまでずっと休みの日は1日60問の5手詰詰将棋を課していたのですが、いつもまにかやらなくなっていました。(同じ問題ばかり解いていても強くならない気がしてやめてしまった。)するとやっぱりレーティングも下がってしまうんですね。

将棋の勉強は質より量という言葉もあり、とにかく今年一年は月間1100ポイントたまるようにがんばっていきたいと思います。

2017年の反省

久々の投稿となってしまいましたが、2017年を振り返りたいと思います。

■2017年成績
62戦 24勝 38敗 勝率0.39
1834⇒1635
2016年 最高R 1834(1/1)

2017年は大きく負けてしまいました。目標の100局も達成できませんでした。

■年度別成績
2013 1/1 1646
2014 1/1 1840
2015 1/1 1762
2016 1/1 1710
2017 1/1 1834
2018/1/1 1635

■月別成績
1月 1-6  7月 3-4
4月 4-2  8月 5-6
5月 1-4  9月 2-1
6月 1-4  11月 2-8
      12月 5-4
上期 6-14 下期 17-23
月の反省としては1月と11月に負けすぎました。
対局の管理をあまりしていなかったため、詰将棋棋譜並べなどの勉強が準備不足の状態で対局して負けを繰り返してしまいました。

■戦型別成績

先手 後手 合計
矢倉37銀 1-3 0-0 1-3
矢倉右四間飛車 0-3 0-0 0-3
矢倉その他 1-3 0-2 1-5
時間切れ 1-0 1-0 2-0
相振三間 3-3 3-4 6-7
振飛車 1-2 1-4 2-6
雁木 6-3 4-8 10-11
雁木角換 0-1 1-0 1-1
その他 1-1 0-1 1-2
合計 14-19 10-19 24-38

今年は大きく戦法を変えた年でした。
2月に横歩取りと角換わりをやることにして、7月に雁木に転向しました。
矢倉の戦績は2-11とひどいものだったので転向はよかったと思います。
雁木の戦績はほぼ互角で健闘しました。
振飛車(三間以外)で4つ負け越したのが痛かったです。

■今年の反省
月ごとの反省を途中からしなくなってしまった。
ブログを書かなくなってしまった
PDCAが回らなくなってしまった。
月毎の勝敗の管理をしなくなってしまった。
⇒大きく負け越す月ができてしまった。これがRを落としてしまった大きな原因となった。

今年はレートを大きく下げてしまい上達という点では残念な年でしたが、
横歩取り、角換わり、雁木と新たな戦法に挑戦したチャレンジの年でもありました。

来年も引き続き将棋に楽しく取り組みたいと思います。

8月2週3週の戦績と取り組んだ準備

お盆休みが終わりましたね。

例年休みにいっぱい将棋の勉強をするもなぜか勝てないパターンが続いていたのですが、今年は勝ち越すことができました。

 

■8/12~20の結果

4勝3敗

× × ○ × ○ ○ ○

右四間、相振、時切、相振、相振、雁木、相振

 

■勝つために取り組んだ準備

・8/8、8/10 5手詰40問

・?練習対局 4局

・藤井相振本2巻 20P

・藤井相振本3巻(図書館) 109P

・CPU対戦 2局(当然負け)

 +2090から再戦 勝ち +2245から再戦 負け

・ひとめの必死 62問

・終盤の定跡(図書館) 150P

・読むだけで強くなる終盤のコツ(図書館) 48P

NHK杯観戦 中村-行方(雁木)

・CPU対戦結果を棋譜並べ 10局

おおむね勝ちに直結する準備ができたのですが、以下反省です

<効果低い>

練習対局4局は寝る前に将棋クエストをしてしまい目と体が疲れるだけで効果が低かった。こういうのを減らしていかないといけない。

<効果あり>

・CPUとの+2000位からの再戦の練習で自分には必死をかける力が弱いなと感じ人目の必死を購入した。必死のパターンが少しわかってきた。対局のうち1局は必至を勝てたので効果を実感。

・CPU対戦結果を棋譜並べは手筋を覚えられて効果ありそう。負けるのであまり楽しくはないが、週に2局目指して継続する

<その他>

お盆の対局は相振が多くなってしまいあまり雁木にならなかった。藤井先生の相振本を復習する。

 

■マイ格言

・雁木は54歩と突いたら 47銀型にする、64歩と突いたら57銀型にする

・相振は相手が53銀型にしてきたら矢倉にする、そうでなければ1手損で雁木にする

将棋の勉強をするのでなく、勝つための準備をする

■8月1週 の成績

● vs嬉野流

○ 雁木 角交換型

 

■8月1週の対局に向けてした準備 7/31~

・雁木伝説 読み返し 4章(攻める章 変則章 三手角章 角交換章)×2

毎日新聞11手詰将棋 3問

・終盤の定跡 詰将棋10問 必至30問

・7/29対局をノートに書き反省

・5手詰将棋240問

・CPUと過去の対局の途中(仕掛けあたり)から対戦 & 負けてから 優勢側で対局 4局

 +2000から 負け

 +3649から 勝ち

 +2883から 負け

 +2902から 勝ち

NHK杯 増田vs深浦戦観戦

勉強法と戦法を変えてから将棋の勉強についても考え方を変えました。

タイトルの通り、「勝つための準備をする」にもっとこだわることにしました。

棋譜並べ、NHK杯観戦、将棋世界を読むは将棋の勉強ですが、勝つための準備になっているのか?と自問すると必ずしもそうでないと思うようになりました。

そう考えることで、電車で移動するときにもっていく将棋の本が将棋世界でなく、

雁木伝説に変わりました。どっちが読んでて楽しいかは別問題ですが、楽しむより勝ちたい方を優先することにしました。

CPUとの対戦も練習将棋に比べると必ず負けるのでつまらないですが、いろんな手筋を教えてもらえるので「勝つための準備」になっていると思います。

 

今週の対局は雁木の準備がもろにうまくいった一局でした。

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<図から>

▲4五歩(+200)△同歩

▲同桂△4四銀

▲4六歩△6四銀

▲3五歩△同歩

▲7一角△4二飛

▲4四角成△同金

▲5三銀△4三飛

▲5二銀△4二飛

▲6三銀成(+800)

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こういう勝ち方が増えてくればレーティングも上げて行けそうです。

横歩やめました。雁木始めました。

■2017年の成績

1月 1勝6敗 R1834⇒1756

2,3月 対局なし

4月 4勝2敗 R1756→R1788

5月 1勝4敗 R1788→1753 

6月 1勝4敗 R1753→1705

7月 3勝4敗 R1705→1691 ●●○○○

 

久しぶりの投稿となってしまいましたが、将棋はつづけています 。

5月、6月と成績が振るわず7月も当初4連敗してRがかなり落ち込んでしまいました。

あまりにも勝てなくなってしまったので、戦法・勉強法の抜本的な見直しを行いました。

 

■戦法見直し

・2月から取り組んだ横歩取り、角換わりをやめる

・これまでずっと指し続けてきた矢倉をやめる

・対居飛車はponanza流の57歩型雁木で戦う

・対振り飛車は今まで通り相振り飛車で戦う

 

■勉強法見直し

・ソフトを活用する。対局後に棋譜解析をかけて評価値を出す。

・雁木伝説を購入。何度もよく読みよく出る筋をマスターする

・プロの終盤の棋譜並べ(藤井四段・A級順位戦)を行う

・(検討中)あゆむ流のソフト対戦を取り入れる?

 ソフトと対戦して詰みまで指して負ける

 形勢が大きく振れた局面(+2000くらい?)まで戻して有利な方をもって勝つ 

将棋強くなる方法 初心者から初段まで 初段から六段まで | 元奨励会員アユムの将棋研究ブログ

 

■戦法・勉強法見直しの理由

一番の理由は「矢倉で全く勝てていない」という現状が打破できなかったことです。

主戦法を脇システムにして勉強してきましたが、脇システムになっても勝てないし、

それ以外での急戦はもっと勝てない状況が続いていました。

一言でいうと「勝ちパターンがない」状態に陥っていました。

私はずっと▲46銀▲37桂戦法をメインにしていてこの時は森内先生の矢倉の急所などを徹底的に勉強して勝率6割を維持していたのですが、△45歩の出現以降加藤流と脇システムに切り替えて戦ってきたものの結果が出ませんでした。

雁木はもともと対急戦の作戦として興味を持っていたものの、「雁木伝説」を買うかで半年前くらいから迷っていました。

迷っていたのは雁木を採用してしまうと、プロの流行戦型についていけなくなりプロの将棋に興味がなくなってしまうのを恐れていました。特にずっと続けてきた順位戦の切り抜きがあまり参考にならないのではと危惧していました。

それで横歩取りにチャレンジしたのですが、わかったことは「流行が早すぎて勉強した局面になかなかならない&すぐに結論が変わってしまう」ということでした。

斎藤流の△55角と青野流を勉強したのですが、研究した局面にはあまりならず。。。

雁木への転向を後押ししたのはソフトが雁木を有力とみている点と、藤井四段が「ソフトの評価値が出るようになったのは画期的」と語っていたこと、ニコ動のいしばしさんが雁木もどき&ソフト解析で急激な上達を遂げていた3点です。

これまでソフトによる勉強に何度もチャレンジしたものの、自分の頭で考えなくなりかえって弱くなってしまったという失敗を経験していたためためらいがあったのですが、決断しました。

 

■雁木転向後からこれまで

7/8に雁木伝説を購入して雁木党に転向しました。

これまで練習将棋含めて30局くらい雁木を指した感想は以下の通りです

・雁木になる率が高い。今までは矢倉・相振りが半々くらいだったが、雁木を指し始めてはやく▲67銀とあがるようになると相手は居飛車にする割合が増えた気がする

・先手でも後手でも雁木を使えるのがうれしい

・対棒銀、対居角左美濃、角交換型、三手角型、攻める雁木の5種類くらいのパターンになる。どれもソフトで評価値出すと割と雁木側悪くない値がでる

・▲45歩~▲45桂の仕掛けがかなりの確率でできるのがとても大きい。攻め方が固定化できて研究しやすいのと、右桂が必ずさばけるので悪くてもそれなりの勝負になる

・自陣は手がつくと粘りがきかない。相手の攻めが来る前にいかに攻めを続けられるかが大切。

・▲45歩から一方的に攻めて快勝できた将棋が何局もあった。求めていた「勝ちパターン」が手に入りそう。

・今のところ雁木の勝率は5割程度。研究して悪手を減らせばもっと勝てる気がする

2017年はずっと下降トレンドで悔しい思いをしてきましたが、雁木を引っ提げて8月以降再浮上を狙っていきたいとおもいます。