将棋上達日記(雁木・相振)

将棋24で三段の筆者の対局日誌です。雁木・相振飛車で戦っています。

玉に向かって駒をすすめる

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<図からの指し手>
△6八角
▲5七銀 △7七角成 ▲同歩 △4五桂 ▲6八銀 △4六歩
▲3九銀 △6五銀 ▲同歩 △3五桂 ▲3六銀 △4七金
▲同銀 △同歩成 ▲同金 △同桂成 ▲同玉 △5七銀
▲9六角

勉強になった点
△45桂〜46歩 
飛成よりも遊び駒の桂馬の活用を優先
78金の両取りかと思ったが、玉に向かって進む46歩。先手も角角飛桂の攻撃力で寄せあいのフェイズ
▲96角 鮮烈な勝負手。96角〜74桂で桂渡すと詰めろという組み立てがすごい。自玉の詰みなしを読みきれていたかはわからないけれども、詰まなかったら詰ませますよというプレッシャーをかけた

強い人は詰めろのかけかたのパターンをたくさん持っている

2019年の振り返り

久々の投稿となってしまいましたが、2019年を振り返りたいと思います。

■2019年成績
68戦 31勝 37敗 勝率0.455
1885⇒1817
2019年 最高R 1982(4/29)

2019年は負け越しとなりました。4月に最高Rを達成して一気に四段が見えてきましたが、
そこから負けが込んでしまいました。
目標の100局も達成できませんでした。

■年度別成績
2013 1/1 1646
2014 1/1 1840
2015 1/1 1762
2016 1/1 1710
2017 1/1 1834
2018/1/1 1635
2019/1/1 1885
2020/1/1 1817

■月別成績
3月 5-3  7月 5-3
4月 3-1  8月 1-3
5月 1-4  9月 3-1
6月 1-5 10月 4-4
  11月 4-7
      12月 4-6
上期 10-13 下期 21-24
月の反省としては5月と6月に大きく負けてしまいました。
年末に対局数を増やしましたが、勝ち越すことはできませんでした。

■戦型別成績

戦型 勝敗
右玉 1-1
四間飛車 8-2
雁木 1-4
雁木75角 1-3
雁木角換 2-4
雁木居角 2-3
雁木五位 0-1
雁木相 2-1
雁木棒銀 1-3
相振向 0-1
相振三引 4-7
相振三間 1-2
相振三浮 3-1
相振中 1-0
振飛車 1-3
対抗形 2-0
時間切れ 1-0
合計 31-37

雁木系 9-19
相振系 10-13

先手 11-18
後手 20-19

今年は雁木の成績がよくなかったです。
棒銀で攻められ薄い玉型で戦い押し切られることが多かったと思います。
先手で大きく負け越したのは集計してみて意外でした。後手の方が自分から動かず粘って指せたのでしょうか。

■今年の反省
・月ごとの反省を途中からしなくなってしまった。
 なんで負けたのかの分析をせず、似たような負けを重ねてしまった。
詰将棋36問、必至6問、凌ぎ6問の勉強が続かなくなってしまった。
<勝ってた時にできていたこと>
・自玉をゼットにして寄せる
・焦らず小さい駒で着実に攻める
・手渡しを怖れない⇔負けてる時は手渡しできず攻めてしまっている

来年も引き続き将棋に楽しく取り組みたいと思います。

3月4月の24成績と勉強振り返り

■2019年の成績
1月 0勝0敗 
2月 0勝0敗 
3月 5勝4敗 R1885→1914 
4月 5勝1敗 R1914→1980
2019年成績 15戦 10勝 5敗 0.66

三段になってから初めての投稿になります。
1月2月はあまり勉強ができず対局を控えてしまっていました。
3月から24の対局を再開していますが好調を維持できています。

■敗局の反省
・自分から動いて負けた(2局)
 作戦勝ちを不意にした、相雁木に37銀から攻めに行って簡単に切り返された
 →自分の戦い方に徹する。自分の将棋は相手の動きに乗じてカウンターしかない。
  不得手な戦い方では勝てない
・同じ形を目指す。(1局)
 雁木vs棒銀の受けでいつもと違う受けをしてしまい失敗した
 経験値を大事にして、同じ形を目指し、悪手を指す確率を減らす

■勝局の良かった点
・持駒の角を受けに使って中盤を優位に進めることができた(2局)
 ディフェンシブに戦ってポイントを積み重ねていく
・小さい駒から使うが身についてきた
 桂馬と香が使える局面で香車を選択できた。
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・悪くなってから自陣に金駒を投入して粘れている
 図の金打ちのように、悪い局面ですぐに潰されず粘り強く戦えるようになってきている
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■3,4月の勉強(休日の)
・5手詰 ×36問
・ひと目の必至 ×6問
・しのぎの手筋200 ×4問〜6問
→この3つができたら対局してよいルールを設定

その他 将棋世界付録詰将棋 森内棋譜並べ

2019年に入ってから、詰将棋・必至問題重視で勉強しています。
棋譜並べはあまりやっていません。
→対局結果が出ているので継続する
いつも長い休みになると棋譜並べをたくさんして負けが込むパターンだったので、
今回のGW休みはこれまでの反省を生かして棋譜並べ後回し、まずは詰将棋と必至問題の優先順位で取り組んでいます。

将棋倶楽部24で三段に到達しました(昇段体験記第五回 勉強方法・ノート術)

三段昇段記を長々と書いてきましたがこれで最終回です
最終回は勉強方法、ノートの使い方、おすすめの本について書きたいと思います。

■勉強方法
以前の記事でも書てますがこの1年私は以下の勉強法で上達することができました
(1)5手詰将棋を60問解く(1問1ポイント)
(2)1手〜5手必至問題を繰り返し解く(1問3P)
(3)森内名人の棋譜並べを3~4局する(1局6P)
(4)対局の反省をノートに書く(10P)
上記勉強をして休日100ポイント貯めることを目標に勉強しました

■(1)詰将棋
テキストは5手詰ハンドブック1と2、青野先生の5手詰め、高橋先生の持駒のない5手詰め
を繰り返し解きました。1周したら次は上下ひっくり返して解いていました。
何十周もしているので答えはだいたいすぐわかりますが、正解手順だけでなく、分岐の手順を全て読みきる(全ての応手・王の逃げ方を読む)訓練をしました。簡単な図式では目を閉じて頭の中だけで解く練習もしました。
詰将棋を解いていると自分の調子がある程度わかるようになってきました。
答えだけを見つけてすぐ次の問題に行こうとするときはダメな時です。
読むことをサボろうとしているため対局で読みぬけが多くなります。
じっくりすべての応手を読める時が調子がいい時です。時間をかけて読む作業をするのを厭わない時が一番勝率が高かったように思えます。
プロの方が詰将棋を一瞬で解いてしまうのを見て自分も早く解けるようにと考えていた時期もありましたが、サクサク早く解いているときは勝率が悪いことに気づき、じっくり読むようにしました。
5手詰の他は毎日新聞の日曜日に出る勝浦先生の11手くらいの詰将棋を時々解いたのと、将棋世界の付録の詰将棋を解いたりしました。
他のサイトでも書いてありますが三段になるには5手詰めをしっかり解ければ十分だと思います。
王道の勉強法ですが、やはり詰将棋が一番重要だと思います。

■(2)必至問題
金子タカシさんのひと目の必至を繰り返し解きました。
金子さんの必至本は本当に素晴らしくて、解説でほぼ全ての変化を書いてくれているんですね。必至問題も繰り返し解いていると答えはすぐわかるようになりますが、全ての変化(相手の受け)を読むのはとても大変です。いろんな変化をじっくり読んで解説で読みぬけがないか確認していました。
寄せの手筋200もいい本ですが、私はひと目の必至のほうがランダムに問題がある分こっちをテキストにしました

■(3)棋譜並べ
森内先生の棋譜を将棋DB2で見つけて来て、駒がぶつかったあたりから並べていました。森内先生が自分側になるように後手の時はひっくり返して並べました。
盤と駒で並べる以外にもパソコンで並べるやり方も行いました。
棋譜を以下のサイトでフラ盤にして、ゆっくり自動再生で鑑賞しました。
自動再生のほうが自分の頭で考えることができる気がします。
https://noike.info/kifup/index.cgi#submissionform

■(4)ノート術
今年の2月にA6サイズのノート(ツバメノート)を買って反省を書きました。
大体1局長い時で1ページ、短い時でも3行くらいは書きました。
工夫した点は、毎局タイトルをつけたことです。
次に活かすための教訓(よかった点もしくは悪かった点)をタイトルにしました。
一例を紹介します
2018/7/22 R1769 相振飛車
タイトル 小さい駒から使う 手を渡す
「○▲62歩 ▲93歩」小さい駒から使って相手に手を渡せた。着実な攻めである「▲95歩〜▲86桂」を間に合わせる方針が相手の焦りを生み勝つことができた。
「▲77桂」これで全軍躍動。遊び駒なしで良い陣形になった。
「?▲28銀」77角の一手前に受けるのが正解だったか?△55角が怖かったけれども77の桂に飛車のヒモが付いているので大丈夫
本局は▲76角、▲89飛と2度に渡って相手に手を渡して攻めさせたのが功を奏した。
キーワードには下線を引きました。
あとはノートを繰り返し読み返しました。最新の対局から読み始めて昔に戻っていく読み返し方をしました。
ノートを書いたことで自分が身についていないことを認識して、次に改善しようと思えたことが上達につながったと思います。ノートを書くことでPDCAがうまく回るようになりました。
玉は下段に落とせ、小さい駒から使う、相手に手を渡す、全軍躍動を目指す、寄せの足場を作るは何度も何度もタイトルに出てきました。まだまだ身についていない部分もあるのでこれからも出てくるでしょう。
ノートは2018/10/8より2冊目に突入しています。

以上で三段昇段記を終わります。四段になってまた昇段記を書けるようにまたこれからがんばっていきたいと思います。

将棋倶楽部24で三段に到達しました(昇段体験記第四回 森内将棋への傾倒)

今回は受け将棋(森内将棋)について書きたいと思います。

■私の棋風の遍歴
(1)24デビュー当時
24にR300程度で参戦した当時(10年以上前)は羽生の頭脳や藤井さんの指しこなす本を熟読したノーマル四間飛車で戦っていました。
四間飛車は3手目(4手目)に角道を止めるため受け身の戦型です。相手に攻めてもらって駒をさばいて反撃するという形は当時から勉強していたのかなと今振り返ってみると思います。

(2)矢倉へのフォーム変更と攻め将棋への転向
四間飛車でR1500まで行ったのですが、そこで成長が止まってしまいました。いろいろ考えた結果矢倉へ転向することにしました。矢倉は森内さんの矢倉の急所を熟読して46銀37桂戦法で戦いました。そしてこの戦法を得意としていたのが渡辺さんでした。”固めてドカン”の棋風にあこがれ渡辺さんの棋譜をたくさん並べました
この時は自分からどんどん仕掛ける攻め将棋でした。
矢倉で二段まで行きましたが、そこでまた頭打ちに。そこで雁木に転向して再び受け将棋になりました

■受け将棋と佐藤天将棋
二段でもがいている時に佐藤天彦名人の講座がはじまりました。将棋世界に逆転するための記事を、NHKのテキストに中盤の戦い方を解説した講座が出ました。佐藤さんのこの講座が私にはとても参考になりました。
受け将棋はだいたい相手が先に攻めてくるので、終盤に入るくらいでは自陣が薄く相手が堅い、駒は自分が得しているケースが多くなります。
佐藤さんの講座では、どこまで受けるのか、どこから反撃するのかの指針を解説していました。自陣が堅い、相手が薄い、持ち駒が豊富、種駒があるなら寄せに出る、受けに回るときは楽しみを持って受けるといったアドバイスがとても参考になりました。

■受け将棋で戦う覚悟を固める
対局を重ねるうちに、どうも自分は細い攻めをつなぐよりも相手の攻めを受け止めるほうが手がよく見えるということに気づきました。
ただ受け将棋で負ける時ってすごい悲しいんですね。相振飛車で相手が美濃と三間飛車、自分が矢倉の向飛車の戦いで、相手がどんどん攻めてきて美濃囲いが全く手つかずのまま負けると本当につまらない。
でも二段の方に自分が攻めると受けきられてしまうことが続き、受け将棋で戦う覚悟を決めました。

受け将棋で戦うと決めて参考になる棋譜を探していた時に出会ったのが森内さんの棋譜でした。森内さんの戦い方はとてもシンプルで
受ける→受ける→小さい駒で少し攻めて手を渡す→受ける→受ける
→寄せの足場を作る→受ける→受ける→王手か詰める→王手か詰めろ→勝ち

といった流れです。相手の攻撃を受け止めて攻めだしたら一気に相手玉を寄せきってしまうというギアチェンジがとてもはっきりしていて自分が目指す将棋がここにあるなと思い、森内将棋の棋譜並べをはじめました。

森内将棋を並べたことで、小さい駒で攻める、遊び駒をなくして最善形で相手の攻めを迎え撃つ、王様をとにかく安全にする、反撃しはじめたらギアチェンジして一気に攻め続けて寄せるといった事を勉強することができ、二段の方相手でも互角に戦えるようになりました。
森内将棋は羽生相手でも戦える戦法なんだ、ましてや二段相手なら勝てるんだと思って、受け将棋で戦う覚悟を固めました。

私がうまく指せた将棋を1局紹介します。
図は相振飛車の中盤戦です。
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<図からの指し手>▲8七香 △2六歩 ▲同歩 △6六角 ▲同銀 △4九角 ▲3九玉 △3八角成 ▲同玉 △2六香
相手の2筋の攻め駒が怖いですが87香で力をためました。
相手は2筋を攻めてきましたが、玉をうまく逃がしてここから反撃に出ました。
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<図からの指し手>▲2三歩 △同飛 ▲4一角 △2八香成 ▲4八玉 △2七飛成
▲7四歩 △同銀 ▲7五歩 △7六歩 ▲7四歩 △7七歩成▲同銀 △2九成香 ▲8四歩
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27龍と2筋を破られましたが、41角、87香、88飛、74歩の寄せの足場ができたところで84歩が非常に厳しい攻め。自玉は57に逃げられるので安全です。
4枚の金銀でとても固かった相手の矢倉陣を一気に崩壊させることができました。堅い囲いでも筋に入ると豆腐のように攻略できてしまうのかと自分でも驚きました。
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この将棋では力をためる手で手を渡す、相手に攻めてもらい駒を蓄える、
41角で寄せの足場を作る、玉をさばいて自玉を安全地帯に持っていく、といった受け将棋のエッセンスを取り入れて指すことができた会心の一局でした。

将棋倶楽部24で三段に到達しました(昇段体験記第三回 技術面の進歩)

昇段体験記の予定テーマを変更して先に技術面の進歩について書きたいと思います

■寄せの足場を作る
これは今年3月のA級順位戦最終局をニコニコ生放送で見ていた際に教わった言葉です。
広瀬-豊島戦で図の局面で広瀬さんが▲64桂と打ちました。
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ここから△19桂成 ▲84歩 △62香 ▲33飛成 △同銀 ▲82角 で先手勝ち
確か解説が郷田さんだったと思うのですが、この64桂を「寄せの足場」という言葉と使っていました。この将棋では▲54銀、▲64桂、▲84歩の3枚が寄せの足場になり、ここから▲33飛成と切って勝ちを決めました(即詰み)

 

これまで私の寄せは相手の駒を剥がしていくことだけの寄せだったのですが、寄せの足場の駒を何枚かセットして一気に寄せる(ボンバーマンのリモコン爆弾をいくつか設置して一気に爆発させるイメージ)ことが、ひとつの進歩になりました。

このあと24の高段者の対局を観戦することをしていたのですが、高段者の終盤戦でも寄せの足場がよく出てきました。45桂とはねた桂馬がなかなか33の銀を取らないんですね。

王手は詰ます時までかけない - 将棋24雁木・相振上達日記

自分の対局で印象的な局面を1つ紹介します(18/09/07対局)
図は私が後手です。まず、△65桂、次に△56桂、最後に△69銀と3つの寄せの足場をセットしまくってこのあと△99角から一気に寄せに出て勝つことができました。
プロはもっと少ない足場で寄せられるのですが、力をためて爆発させるという意識は出せました。

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■王を万全の状態にしてから寄せに出る

これはNHKの郷田-増田戦の解説で丸山さんが言っていた言葉です。

図の局面で郷田さんは△22王と指しました。寄せに出る前に王様を安全にして、飛車の王手をされないようにしてから寄せに出ました。 将棋はこうやって勝つのだなあと感心したのを覚えています。

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私の将棋で真似をした例を紹介します(18/2/24対局)。
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図の局面で私は△22玉と上がりました。既に勝勢ですが王の安全を意識した一着です。ここから以下の手順で進めて勝つことができました。

▲7九歩 △8八歩 ▲7七桂 △8九歩成 ▲4七歩 △7九と
▲5三桂成 △同金 ▲同銀成 △3九馬 ▲4八金打 △4五桂
▲5六金 △7八桂成

あとは大駒を捌く、遊び駒を使う、全軍躍動を心がける、といったところが(全部同じことのような気もしますが)二段から三段になる間に身についたことかなと思います。

 



 

将棋倶楽部24で三段に到達しました(昇段体験記第二回 雁木)

皆さんやっている24ログイン画面の画像貼るの忘れてました。
単なる数字ですが、これを見るために頑張ってきたとおもうと嬉しいです。

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さて、昇段体験記第二回は雁木について書きたいと思います。
2017/7より雁木を居飛車の主戦法として採用することを決めました。


<テキスト>
テキストは雁木伝説を購入して雁木の部分を何度も読み返しました。
この本では▲57銀型の雁木をメインに扱っていますが私はツノ銀雁木で戦いました。
また将棋世界の2017年11月号に増田さんの講座がとても参考になり、この講座で
棒銀型と75歩交換型に対応することができました。

<使った戦型と対応策>
(0)序盤の指し方
・3手目もしくは4手目に角道を止める
・まずは▲67銀型(△43銀型)に組み、振り飛車も見せておく
・その後▲78金 ▲48銀 ▲58金 で雁木を完成させてから他の手を指す
・王様の移動もできるだけ保留して右玉も見せておく
いろいろ試した結果上記の指し方で戦い方を固定することができました。

(1)棒銀型 2-1
棒銀に対応できないと雁木を指すことはできません。
ポイントは△74歩に▲56歩、△73銀に▲68角とすることだけです。
銀が攻めて来たら▲46角で応戦する。これで戦うことができました。

(2)角交換型 6-3
最も出現しやすい戦型です。▲45歩から仕掛けられるかがポイントになります。
参考になったのはいしばしさんの動画です。
▲45歩と仕掛けたあとどうやって攻めをつなげるか詳しく解説してくれています

いしばしシステム解説動画3 - ニコニコ動画
あとは最近出た西尾さんのコンピュータ将棋の本が参考になりました。
△22銀と引かれて桂損しても戦える手順です。

(3)75歩交換型 2-2
これは増田さんの講座そのままに指しました。
ポイントは△74銀と相手が攻めてきてから▲45歩と仕掛けるということです。

(4)居角左美濃型 4-2
これは私オリジナルで対策を考えました。
(0)で述べた序盤の指し方を活用して袖飛車で対応しました。
飛車先を伸ばしていない、美濃囲いは3筋が弱いので袖飛車から35歩の交換を目指します
相手の応対によって△35歩を飛車で取るか、銀を46に進出して銀で取るかを決めます。
その後は右桂を活用して33の地点を攻めることで相手が攻めてくる前にこちらから仕掛けて戦うことができました。
対策は主に将棋ソフトの評価値を参考にしならが考えました

(5)その他 11-15
攻める雁木は最初の頃狙って採用しましたが、玉が薄いのと仕掛けが難しいのでやめました。

<雁木のコツ>
(1)玉を移動させて戦う
ツノ銀囲いは王様を囲いが崩れても王様を中央に逃がせるのが大きな特徴です
例えば9筋を端攻めで破られたとしても、王を79〜68〜57と逃がすことで、
二枚腰で戦うことができます。
最初は▲56歩と突くと玉が薄く感じられて(57の地点攻められるのが嫌)良さがわかっていなかったのですが、57に王様が逃げられるとかなり寄せられづらいことがわかってからは積極的に突くようになりました。

(2)相手が攻めてきたら自分も攻める
これはNHKの解説で丸山さんが言っていました。
銀が4段目に出てきたら仕掛ける、それまではじっとしているのがポイントです。

 

<雁木に転向した感想>

矢倉では序盤で急戦で潰されて負けることが多かったですが、雁木はいきなり攻められて潰されることが少なくなったように思います。

あとは相手が対策を持っておらず、自分のペースで戦えたのも大きいです。

(今後も続くかはわかりません。プロでは雁木は対策ができつつあるようですし)

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