将棋上達日記(雁木・相振)

将棋24で三段の筆者の対局日誌です。雁木・相振飛車で戦っています。

相振

四連敗して反省する

将棋の勉強はしているのですがなかなか結果が出ないです。 四連敗したので反省します。 一敗目(三段にリーチだった対局) 矢倉脇システム <図からの指し手> ▲26飛 △48馬 ▲27飛 △38馬 ▲57飛 △48銀 ▲58飛 △47馬 攻めて攻めて攻めまくる脇シス…

作戦勝ちから勝ちに持っていく

作戦勝ちから優勢・勝勢に持っていくのは将棋の難しいところのひとつです。本局ではそれがうまくいきました。 本譜の進行 図1は相振飛車の中盤戦です。(後手が私です。) 一手損高美濃戦法で相手の歩交換を避け駒組をした結果、図では作戦勝ちを意識しました…

万全の体勢から攻めて快勝

将棋は攻めることだけ考えていると、自玉がおろそかになっていつの間にかカウンターを食って失敗ということがよくあります。自分の調子がいい時は攻守両面を考え、相手との間合いをはかって一番いいタイミングで攻めている時です。本譜は相振飛車で互いに向…

NHK杯石井ー谷川戦レビュー 一手得する手筋

日曜日のNHK杯は石井四段の圧勝でした。私もよく経験する戦型でしたので非常に勉強になりました。 <図からの指し手> ▲9七桂 △4五歩 ▲2二角成 △同飛 ▲6六角 先手の理想型は▲66角〜▲77桂から▲85桂と跳ねて9筋を狙うものですが、 ここで▲97桂と…

攻めつづけて勝ち

図は相振飛車の中盤戦です。先攻できたのでいかに手をつないでいけるかという局面です。 <図からの指し手> △6四香 ▲6六金 △同香 ▲同角 △8五歩 ▲8四香 △同銀 ▲同角 「自玉は鉄壁なので手が繋がればよし」という方針の元に香車と金の交換を強要した▲66金…

長い終盤戦が指せた

終盤戦で辛抱できずに負けてしまうのが最近の課題だったのですが、本局はうまく指すことができました。 図は相振飛車の終盤戦です。先手が飛車を切って後手玉を寄せにきたところです。 <図からの指し手>△7一銀 ▲6一金 △7二銀 ▲6二銀 △8三王 ▲7一金 △…