ブログに将棋の局面図を簡単に投稿する
今回ブログを引っ越す理由になった、はてなブログに将棋の局面図を簡単に投稿する方法をご紹介します。
■用意するもの
・将棋ぶらうざQ
将棋ぶらうざQは棋譜の管理ソフトです。棋譜の管理以外に、分岐を残したり、将棋ソフトに検討させたり、観戦ができたり豊富な機能があります。
手順1 将棋24で対局が終わったら棋譜を将棋ブラウザに貼り付ける
手順2 ファイル→局面画像出力ボタンを押す
手順3 クリップボード出力ボタンを押す
手順4 はてなブログをGoogle Chromeで開き、記事作成ウインドウで貼り付ける(ctrl+v)
FC2ブログだとファイルを一旦PCのディスクに保存→アップロード→挿入という手間があったのですが、本手順だと非常に簡単になりました。
ちなみにctrl+vで貼り付けられるのはGoogle Chromeのみのようです。
長い終盤戦が指せた
終盤戦で辛抱できずに負けてしまうのが最近の課題だったのですが、本局はうまく指すことができました。
図は相振飛車の終盤戦です。先手が飛車を切って後手玉を寄せにきたところです。
<図からの指し手>△7一銀 ▲6一金 △7二銀 ▲6二銀 △8三王 ▲7一金 △1六歩 ▲同歩 △4六銀
一旦△71銀〜△72銀と受けて面倒を見てから、△46銀と反撃に行ったのがいい判断でした。
127手目では△27銀から攻める手を考えていたのですが、△27銀▲39玉△38銀成などと、攻めると銀を1枚渡してしまい、後手玉に詰み(▲62銀〜▲72銀)がありました。
攻めたいのをぐっとこらえて一旦受けに回ってから反撃する、長い終盤戦を指すという目標をクリアできた一局になりました。
終盤戦の方針を誤る
図は右玉の終盤戦です。(後手が私です)
中盤早々駒損してしまい苦しい局面を粘って終盤戦に持ち込みました。
■形勢判断
駒の損得: 桂と銀2枚の交換で後手の駒損
駒の働き: 先手の飛車があまり働いてない分若干後手の方がよいか
玉の固さ: 先手は裸玉ですが、広さがある、後手は金二枚で若干後手よしか
手番: 後手
駒損で苦しかったですがここではほぼ互角でしょうか
<図からの指し手> △4六桂 ▲4八玉 △7七歩 ▲6八金左 △8七飛成 ▲3五歩 △同香 ▲5二角成 △3六歩 ▲4一銀 以下先手の勝ち
実戦はここで△77歩〜△87飛成と攻めたのですが、▲52角成が後手玉の詰めろになり負けてしまいました。
■反省
▲52角成を許した△35香が自玉を顧みない悪手だった。
1筋が広くみえたのですが、先手が香車を持っているのでダメでした
戻って85手目では以下のように進めるべきでした
変化図 △58桂成 ▲同玉 △46角 ▲35歩 △57金 ▲69玉 △87飛成
「玉は下段に落とせ、上から押さえろ、守りの金を剥がせ」の格言にしたがっていくべきでした。
させなかった理由: 桂馬を渡すのが怖かった(▲44桂がある)