終盤戦の方針を誤る
図は右玉の終盤戦です。(後手が私です)
中盤早々駒損してしまい苦しい局面を粘って終盤戦に持ち込みました。
■形勢判断
駒の損得: 桂と銀2枚の交換で後手の駒損
駒の働き: 先手の飛車があまり働いてない分若干後手の方がよいか
玉の固さ: 先手は裸玉ですが、広さがある、後手は金二枚で若干後手よしか
手番: 後手
駒損で苦しかったですがここではほぼ互角でしょうか
<図からの指し手> △4六桂 ▲4八玉 △7七歩 ▲6八金左 △8七飛成 ▲3五歩 △同香 ▲5二角成 △3六歩 ▲4一銀 以下先手の勝ち
実戦はここで△77歩〜△87飛成と攻めたのですが、▲52角成が後手玉の詰めろになり負けてしまいました。
■反省
▲52角成を許した△35香が自玉を顧みない悪手だった。
1筋が広くみえたのですが、先手が香車を持っているのでダメでした
戻って85手目では以下のように進めるべきでした
変化図 △58桂成 ▲同玉 △46角 ▲35歩 △57金 ▲69玉 △87飛成
「玉は下段に落とせ、上から押さえろ、守りの金を剥がせ」の格言にしたがっていくべきでした。
させなかった理由: 桂馬を渡すのが怖かった(▲44桂がある)